logo.gif

KORG minilogue

go to English page

minilogue01.jpg

KORG(コルグ)が久々に作ったVCOポリシンセ。Polysixが1981年発売で、minilogueは2016年だから、なんと35年ぶりである。Polysix以降にDCOポリシンセはいくつかあったけれど、1988年にM1が出てからは、アナログ的なポリシンセはなかったと言ってよいだろう。「スライダー」と呼ばれるコントローラ、MIDI CC(Control Change)のインプリメンテーションが標準的なものでない点など、個性的過ぎる部分も見られるが、それでも、実勢価格5万円(税抜き)でこのシンセを販売してくれたのだから、「コルグ偉い」というしかない。鍵盤はけっこうしっかりしている。見た目は美しい。音色メモリーは200音色で(うちプリセットが入っているのは100)、音色に名前が付けられる。4音ポリであるのは、もちろんもっと多い方がいいのだが、それでも、この価格なら仕方ない。ディレイは設定によってはかなりノイジーだが、存在自体を褒めたい。シーケンサーはシンプルなものだが、だからこそ使いやすいとも言える。ポリ/デュアル/ユニゾン/モノなどのモード切り替えは素晴らしい。上位機種を望む。

参考リンク

サウンド:目次

サウンド:ファクトリープリセット

サウンドコメント
001 Polylogue
普通のポリ音。これを最初に持ってきているところに、独自性があると思うのは私だけか。演奏のテンポがよれているのは、ご容赦願いたい。へたです…。
002 PWM Strings
この音はプッチンプッチン言って弾きにくい。LFO Key Suncがオンになっていて、それをオフにするとノイズが出にくくなる。どうしてオンにしたんだろう? オンのままで録音してます。
003 Flutter Pad
ディレイがノイジーなんですよ。でも、それでも、ないよりあった方がいいと思う。ノイジーなのも一つの機能なわけだし。ディレイはモノでアウトプットもモノなので、MP3ファイルの容量は小さめ。
004 TraxBass
この音はユニゾンモードに設定されている。ユニゾンができるのは、モノシンにない機能と言える。
005 Ultra Low
この音はモノモード。minilogueのモノは、自分で音を作ると、なかなか思うような音になりにくい。現在研究中。
006 Stardom Lead
デュオモードのリード。スライダーはピッチベンドになっていて、でも、それでビブラートをかけることもできなくはない。ギターっぽさが感じられる。
007 Fluctuation
これもデュオモードなので、意識して2音を弾いてみた。私が初めて買ったシンセ、ヤマハCS40Mはデュオシンセだったなあ。
008 King Cheetah
コードモード(コードメモリー)の音。こういう音は好き。コードメモリーに憧れていたからかな。Polysix、結局ここまで買えずに来ているし。
009 PolySeek
アルペジオモードの音。けっこうローもあって、いい音。
010 Magic Spells
4音のシンセをディレイとして使う「ディレイモード」の音。魔法の呪文ですな。
011 Stabber
お気に入りの音色。LFO INTつまみでモジュレーションをかけると美しい。モジュレーションホイールがあったらよかったなあ…。
012 S.F. Key
LFO INTが上がっているので、そのまま弾くとこんな感じだが、下げたり上げたりするといけてる。
013 Late Summer
晩夏でしょうか。ディレイのノイズが気になるが、ないよりまし。
014 Scuba Diving
スキューバダイビング、憧れはあるけど、面倒なので一生やらないと思う。金も手間も、たくさんあるわけじゃないし。事故の可能性も無視できないし。
015 Soft Brass
ソフトな音がけっこうきれいに出るシンセですよね。ポリ数、もうちょい欲しかったなあ…。
016 Wah Clav
クラビネットは、昔からずっと、弾き方がわかりません。
017 FilterMotion
こういう音だと、キークリックもマッチするんですが。
018 Sing(bout u)
ディレイがあるのは、エフェクトの例示として、やっぱりいいことだと思う。ノイジーであっても。
019 PluckMouse
ディレイとLFOに合わせて弾く、だけのことが私には意外と難しかったりする。
020 PopperSynth
LFO INTを絞れば普通の音になる。モジュレーションホイールがあればよかった…(しつこい)。
021 Cosmic Love
LFO INTを上げるとシェイプにモジュレーションがかかる。録音する時に、どの程度上げたかは忘れた。年を取ると忘れるのが早い。
022 Lounge Pad
上品ないい感じのパッド。好き。
023 Pulse Pad
これもやさしい音。ベロシティがけっこう効くので、強く叩くとこの録音とは違った音がする。
024 Liquid Pad
液体のようなパッド、かな。ディレイのノイズが出ているけど、それが気になるなら別がけだろう。ポリシンセなので、音のリリースを残して弾ける。それはモノシンにはない魅力。両手で弾くには4音ポリは足りないけど、リリースを残す程度なら、足りなくない。
025 Prospero
LFO INTを上げると気持ちよくビブラートがかかる。
026 Burn Low
ろうそくが揺れているような音。
027 Polymonk
LFO INTを上げると気持ちよくビブラートがかかる。ワウもシンセらしい。
028 Yes or No
スライダーを振って演奏してみた。スライダーはギターっぽく演奏できて、なかなか楽しい。
029 Polymonk
コードを弾きながらLFO INTを上げ下げ。オート(フィンガード)のポルタメントも仕込まれているが、この録音ではあまり聞こえない。
030 Morning Gt.
朝のギター、なんでしょうか。でも、ギタリストって、早起きするのかなあ。ま、早起きのギタリストがいても不思議はないけれど。
031 Ugly Ducking
サイドチェインモードの音。どう弾いていいのかよくわからないが、音を弾くと前の音が引っ込む感じは、聴いていただけるのではないか。
032 Unwilling
サイドチェインモードの音、もう1点。面白い効果が得られるけど、どうやって使おうか。
033 Mountain
シーケンサーのPLAYボタンを押した方がかっこいい音が出るのだが、手弾きしてみた。
034 Old Elba
昔の電子キーボードを思い出す。
035 Lipstick
女性に魅せられる感じ。
036 Rubber Band
輪ゴムでこういう音が出るわけではないと思う。
037 Vintage Tine
昨今のアナログシンセはアタックが速いので、キーボード系の音もきれい。ベロシティの効きもなかなかいい。
038 Chico Synth
このあたりは、シンセピアノっぽい音が多い。ディレイをかけるとまた楽しい。
039 Dice Synth
前の音と、同じかと思ってしまった。両方弾くと違うのがわかる。
040 Joyful
アタックというかクリックというか、の強さが印象的な音。ただ、レベルでノーマライズをかけているため、他の音に比べて音量が小さくなり、ちょっとわかりにくいかも。
041 Majenta
ディレイのノイズがすさまじいが、それは、切れば済むことなので、それでよろしい。リリースを使って弾ける、ポリシンセの特性を生かした音色。
042 TriBell
三角波によるベル。これもディレイのノイズがけっこうすごいが、まあよし。モノモードにして弾いてみると、あー、モノとポリはこう違うよな、と思う。ベロシティの効きもいい感じ。
043 Pluckey
はじいた感じのキーボードトーン、といった意味か。鍵盤を押さえたままにすると持続音になる。
044 Old MusicBox
古いオルゴール、というには音がクリア過ぎる気もする。いい音。
045 NoiseScope
ノイズはノイズジェネレータとディレイから出ているので、音量を調整できる。アタックが短くできるので、この手の音も得意と言えそう。
046 FlutesKey
鍵盤楽器のフルート音。ピッチベンドをかけて弾いてみた。LFOのターゲットはフィルターになっているので、LFO INTを上げてもビブラートにはならない。
047 Universe Luv
どう使えばいいのかちょっと迷う音。アルペジオに合うかも。
048 Accordion
あまりアコーディオンに聞こえない。ボリュームつまみで音量を変えればそれらしくなるかと思ったが、アコーディオンというより笙(しょう)のようになってしまった。
049 Dirt Bass
ここからしばらくはベース音。弾くフレーズを思いつかないのではないかと心配したが、そうでもなかった。
050 QueBass
鍵盤を押していると音が変化するので、ある程度押し続けないと音色の意味がわからないかな、と考えてフレーズを選んだ。
051 Mega PopBass
ポリモードになっているが、ユニゾンやモノにしても面白い。minilogueの面白いところだと思う。
052 OctaBass
もう少し遅く弾いた方が、らしくなったかも。
053 BassRide
モノモードでサブオシレータを効かせている。この機能もminilogue的。
054 Dark Bass
自分でも、後で聴いてみると、何を弾こうとしているのかナゾ。
055 Detuned Acid
ジュルジュル言ってますな。
056 Nasal Bass
これもモノモードでサブオシレータを使用。
057 RingBass
ポルタメントを使ってみた。面白い。
058 Housey Bass
ハウスという音楽がどういうものなのか知らないので、弾き方がよくわからなかった。
059 Rhino Bass
いやあ、どんどんわからなくなりますなあ。
060 Dungeon
迷宮を果敢に前進しているところをイメージしてみました。
061 StackBass
前回から続き、シンセベース。ビヨンビヨン言っている。
062 Organ Bass
モノモードでサブオシレータを使い、重さを出している。オシレータ2が5度の位置にいるが、音量を絞れば普通にベースとして使える。オルガンベースのイメージがこれかというと、ちょっと考えてしまう。記憶の中のD-30のベースはこうじゃなかった気がするし、今のものでは、Nord C1のベースがけっこう好きなのだが、こういうものではない。
063 Passing Step
デュオモードのベース。どういう音楽に使うと合うのだろうか。
064 Sterlie Bass
これもデュオモード。うまく弾けない。
065 Hoovaaa
Hooverと呼ばれる音はαJunoが本家らしい。それをまねたと思われる音。αJunoにユニゾンってあったっけ?
066 Fallen Rock
音が下がってくるだけでは面白くないと思って何かしら弾いているのだが、後で聴くと、何を弾いているのかわからない。自分の演奏がイマイチ。
067 Runaway Lead
ここからはシンセリード。スライダーでピッチベンドとビブラートをかけてみたが、やっぱり、ビブラートはなかなかうまくかからない。最後の音の余韻の音程がずれているのも、心残りであるが、再録音しても時間がかかるだけなような気がして、あきらめることにした。
068 G-Lead
エレキギターのイメージ。やはり、スライダーがうまく使えない。かなり練習しないと難しいんだろうなあ。
069 Panic Lead
シェイプにきついモジュレーションがかかっている。最後の音が、音程がはずれた。
070 Unison Lead
ユニゾンモードのリード。ディレイも派手にかかっている。こういうのって、minilogueならではの音かも、と思う。通常のモノシンではユニゾンモードってないから。
071 CutLead
前のUnison Leadと雰囲気は似ている。ディレイのノイズがやかましい。
072 Cyber Lead
ディレイモードのリード。ディレイに合わせて弾くのが容易ではない。
073 Sweep Lead
長いスイープがかかったリード。ディレイのノイズがやかましい。
074 Jimmy Vision
デュオモードの、やさしいリード。デュオモードなので、リリースが長くても、単音なら問題ない。これもminilogueならではの音と言えるかも。
075 Vibe Lead
モノモードでポルタメントがきれい。いい感じ。
076 ManzLead
こういうフレーズを弾くってことは、手持ちのフレーズが尽きてきたんだろうな>自分。
077 Da Lead
なんというか、ライブでエレキギターと戦っても、少しは持続できそうな気がしますな。
078 Oct Uni Sync
モノモードでサブオシレータを効かせている。いい音。
079 Delay Seq
ディレイモードでは、何かを弾くとそれが4回繰り返される。その間隔はTEMPOつまみで調整。ディレイに合わせて弾くのは難しい。
080 Third Eye
手塚治虫のマンガじゃないよね。
081 DualSonic
この辺から、ヒットというか、コードというか、になってきている。こういう音は、どう使うんだろうか。
082 Deephit
きれいな音だけれど、ちょっと、昔の音っぽい気もする。一時期、よく耳にしたからだろうか。ここからは、コードモードのサンプルだ。
083 Halftime Hit
ハーフタイムって、スポーツのハーフタイムかなあ?
084 HarmorChord
さわやかですな。
085 SunnyDetroit
日当たりの良さが伝わってくるような音。
086 Crystal Band
コードメモリーというと、やはり思い出すのがPolysixとMono/Poly。minilogueって、そうした昔の名機に似ているところがあるかも。
087 Foggy Morn
昔どこかで聴いたような音。懐かしいような。
088 Teleport 1-2
ディレイに合わせて正確に弾くのが難しい。へたっぴーだなー>自分。
089 Thoth Arp
ここからはアルペジオ音色。アタックの速さが、今どきのアナログですな。
090 BlinkyLead
アルペジオ音色を押さえることも、私にとっては簡単ではないことが判明。押鍵順でアルペジオが変わるのかなあ。手強い。
091 Arp Bass
アルペジオを弾くのも、簡単ではないですよね。昔々のABC(Auto Bass Chord)だって、簡単じゃなかったかも。ま、エレクトーンD-30にそんなもんはなかったけれど。今保有しているEL57にはあるかもしれない。
092 Password
コンピュータがしゃべっている雰囲気をイメージしてみました。
093 Drip City
したたる未来都市、で、ピューンと落ちる。
094 Healer Seq
きれいな音だよねー。こういうのを発展して曲レベルまで持っていければいいんだけれど。
095 Dream Seq
ディレイのノイズが耳につくが、まあ、別がけするってことでしょう。これはコードモード。
096 Spark!
ギュイーン、ですね。モノモードの音。
097 Mono Growl
けものの唸り声のよう。でも、弾き続けると普通の音になってしまうので注意。
098 NoisyPopToms
ディレイモードのパーカッシブ音。手弾きだとらしくならないので、埋め込まれたシーケンスを再生して録音した。ここから後は同様。
099 Motion Beat
こんなこともできるんですな。すごい。
100 Beat Salad
リズムマシンみたい。研究すべきかなあ。でも、苦手だなあ。

サウンド:オリジナル

サウンドコメント
101 Saw1
鋸歯状波をポリモードで鳴らしたもの。スライダーでLFO INTを制御できるようにして、スライダーでビブラートをかけられるようにしてある。戻ってしまうため、左手を離すことができず、ちょっと苦しい。LFO INTのつまみを使えばよいという気もするが、左手をそこに置くと、右手の邪魔になって弾きにくい。うーむ。LFO INTを左端に置いてくれた方がよかったかも。ホイールにしてくれればもっとよかったかも。
102 Pulse1
基本的には、Saw1をパルスにしただけのもの。ただ、フィルターを2ポールにしてmoogっぽくない風合いにしてみた。ポルタメントは3のAutoにしているが、その程度だと聞き取れないですな。
103 SoloString1
ディレイを深くかけたソロ用のシンセストリングス。ビブラートは、もう少し細かく制御できるといいと思うが、使えないということはない。
104 Strings1
和音を弾くためのストリングス。もう少しポリ数があったらなあ、と思う。
105 Brass1
鋸歯状波を一つ出し、EGでフィルターを大きく開いて作ったブラス。フィルターEGをフィルターに使っているため、ディレイビブラートをかけることはできない。
106 FilterOsc1
フィルターを発振させて作ったリード。ポリシンセでこれができるのは、すごい。ピッチは今ひとつ音痴な気もするが、それでもすごい。
107 UnisonBass1
ここでユニゾンと呼んでいるのは、VCOの1と2が同じように鳴っているから。モードはポリモードである。録音の最後では、2音弾いている。どうってことないベースだが、私にとっては思い出の音。
108 OldPulseLead
VCO2だけを鳴らしている。PITCH EG INTがVCO2にしかかからないから。意外と音量が大きくなり、他のファイルと比べてうるさくなったため、このファイルは5dBほど音量を下げた。モノモードで、ポルタメントタイムは13。
109 PWM Choir
PCMシンセが出てからはもっとリアルで美しいコーラスが手に入るようになったが、でも、アナログはアナログで研究する価値があるかも。
110 TriPiano
ポリ数が少ないし、あと、サスティンペダルがないんだよな。

Mail to Webmaster
Webmaster information
©Hideo Harada 2010-2017 updated on 2019/07/09 08:47:09